生物・化学戦(BC)および放射能の例題

化学戦

例題.1

条件
目標
開かつ平たん地、植生疎、面積1km2(100ha)
人員
無防護
気象
逆転 60°F(15.5°C)、風速8km/h、晴天
要求

105HGB弾200発の攻撃により予想される死傷率を求めよ。

死傷率 57%

例題.2

条件

部隊人員120名
GB攻撃による予想死傷率52%

要求

分類別死傷発生数(ただし、吸入量1mgとする。)

例題.3

条件
被弾地域
長軸600m、短軸400m、だ円形地域
使用弾数
203HGB弾5発
気象
逆転(3)、風速8km/h、風向は散布地域の長軸に直角
要求

10mg-min/m3のガス濃度の及び風化最大距離

5.5km

生物戦

例題.1

30%傷害の等強線の最大風下距離

条件
  1. 放出線の長さ 3,000m
  2. 温度傾度 逆転
  3. 風速 8km/h
  4. 剤の減衰率 5%/min
  5. 地形
    1. 開かつ地
    2. 森林丘陵地帯、中等度の雨、免疫された人員
  6. 牛物剤弾薬の強さ 4×107/m(q/do)
  7. 相対湿度 90%

例題.2

上空放出時の風下20kmにおける傷害率

条件
  1. 生物剤弾薬の強さ 1010/m(q/do)
  2. 温慶傾度 逆転
  3. 風速(地上2m) 10km/h
  4. 剤の減衰率 10%/min
  5. 地形 開かつ地
  6. 放出線の高さ 100m
  7. 相対湿度 80%

例題.3

特定弾による被弾地域の傷害率

条件
  1. 爆弾数 500
  2. 爆弾の掩覆(接触)地域 100km2
  3. 爆弾1個当たりの剤の強さ 感染量108
  4. 温度傾度 中立
  5. 剤の減衰率 5%/min
  6. 地形 開かつ地
  7. 相対湿度 80%

例題.4

例題1と同条件下におげる放出線から30%傷害曲線までの被爆面積
例題1で得た風下距離10kmに放出線の長さ3kmをかげる。

例題.5

使用地域の地形は開かつ地、温度傾度は逆転、減衰率5%/min、風速は8km/h剤の汚染
源強度4X107の場合、3kmにわたり地上放出が行なわれた場合の風下距離10kmにおける傷害率

例題.6

特定地域に特定の傷害率(50%とする)をを発生させるための爆弾の所要弾数

  1. 弾の掩覆地域 225km2
  2. 気象条件 B
  3. 剤の減衰率 5%/min
  4. 爆弾1個当たりの剤の強さ 感染量10
  5. 地形 市街地

放射能

例題.1

条件

20KTの核弾がが高度250mで破裂

要求

暴露人員が死傷する爆心直下からの距離を求めよ。

900m

例題.1

条件

破裂高度600m直距離1,500m

要求

水平距離を求めよ。

1,350m